こんにちは!
みなさんはどら焼きは好きですか?私はドラえもんには負けるけど好きですよ。
どら焼きの老舗、中尾清月堂さんのどら焼きの大規模改良の広告が余りにも素晴らしかったので紹介したいと思います。
中尾清月堂の看板商品【清月】の広告が素晴らしいのだ!
中尾清月堂の看板商品、『清月』が『ぜたっい に ばなれい』リニューアル!
どら焼きの老舗、中尾清月堂が社運を賭けて行った看板どら焼き『清月』の大幅なリニューアル。
しかし社運を賭ける程の大幅なリニューアルなのに絶対にバレないとは?
その『絶対にバレない』と豪語する程の自信たっぷりのリニューアルの広告にはある面白いサプライズがありました。
なんとタイポグリセミア現象を利用した広告だったのです。
は?タイポグリセミア現象?
タイポグリセミア現象とは?
タイポグリセミア現象とは文章中の単語の文字を入れ替えても、 その文章を問題なく読むことができる現象のこと。
タイポグリセミア現象というも俗称で科学的にもまだこの現象は証明されていません。
私がこの現象を知るきっかけになったのがこのコピペです。
「こんちには みさなん おんげき ですか?
わしたは げんき です。 この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく」
原文は英語のはずですが、日本語でもちゃんと読めてしまう不思議。
小学校の低学年くらいなら原文のまま読んでしまいそうですが、大人には読めてしまうんですよねー。
私達がしっかりと読んでしまう時点で広告として大成功
で、話を広告の話に戻しまして、
この広告は全文平仮名で書かれています。
その時点で少し違和感がありますが、読んでいくと明らかに文字の順番が入れ替わっている事に気付きます。
でも何故かちゃんと読めてしまう。
そして結局最後まで読み進めてしまうのです。私も見事に術中にハマってしまいました。(言い方悪い)
言わずもがな、広告というのはいかにユーザーの目に留まり、しっかり見てもらうかが重要です。
この広告は、高確率でお客さまの目に留まり、しかも最後まで読み進めて貰えたという点で大成功なのではないかと思います。
広告の効果
この広告+改良点はどこか?というクイズも合わせてキャンペーンを展開したのですが、
なんとキャンペーン期間だけで、『清月』はおよそ59200個という圧倒的な販売個数を叩き出しました。
凄まじい広告効果!!
商品の改良と広告が見事にマッチしている
これだけの絶大な販売個数を叩き出せたのは、絶対にバレない改良とタイポグリセミア現象を利用した広告がマッチしていたからという点が挙げられそうです。
感想
今回は中尾清月堂さんの絶対にバレないキャンペーンの広告を紹介しました。
こういう遊びゴコロのある広告を社運を賭けたリニューアルに採用した中尾清月堂さんは素晴らしいなーと思います。
老舗なのに攻めてるなーという感想を抱きました。
老舗なら保守的な広告でも充分な販売個数を出せたと思うのですが、
今回この広告を採用した事で更にその何段も上の売り上げを出せたんですね!
もちろん広告だけでなく、しっかりとした商品があってこその結果ではありますが、時には広告も攻める事が大切ですね!
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